カモミールローマンのアロマオイルの効能・香り
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精油(アロマオイル)一覧 カ行, フローラル系
ヨーロッパ原産の多年草で、羽毛のような葉を持っています。
ローマンカモミールを植えると、周りの植物に病気がある場合は生き返ると言われています。緊張をほぐし、リラックスさせる働きが強く、ラベンダーなどの精油とブレンドして使うことが多い精油です。
特徴である優しいリンゴの香りは「大地のリンゴ」とも称されています。たくさんの花から少しの精油しか取れないため、高価な精油です。
カモミールジャーマンの香りが身体の緊張を和らげるのに対して、ローマンカモミールは心に対して高いリラックス効果を表し、心の緊張を和らげてくれる働きが強い精油です。
カモミールローマンの効能
身体への効能
体内のガスを排出してくれる働きがあるため、吐き気、胃腸の炎症などにも効果的です。
湿疹、皮膚炎(火傷や挫傷)などに対して抗炎症、鎮痛作用を、また生理痛や関節痛、頭痛などの鈍い痛みに効果があるといわれています。
生理を起こす作用(通経作用)があるため、生理不順やPMS、更年期障害にも効果的に働いてくれます。
心に対して
緊張やストレスからくる不安や恐怖にたいして、優しい香りが癒してくれます。心を優しく包み込んでくれるような働きがあるといわれています。
心にゆとりを持ちたいときや、何となくイライラする時にも効果があるといわれています。
不眠に対しても効果があるといわれています。
スキンケア
敏感肌やアレルギーの肌に対して、保湿効果があり、炎症を鎮める働きがあるといわれています。肌にブツブツができるのを抑えてくれる抗ヒスタミン様の働きが期待できます。
注意すること
通経作用があるため、妊娠中には使用を控えた方が良いでしょう。
相性の良い精油
安息香、イランイラン、ジャスミン、ゼラニウム、ネロリ、パチュリ、ローズ、ベルガモット、スィートマージョラム、ラベンダー、レモン
カモミールローマンの効能
学名 | Anthemis nobilis / Chamaemelum nobile |
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科名 | キク科 |
抽出部位 | 花 / 抽出方法:水蒸気蒸留法 |
香り | 優しいリンゴのような香り |