ジュニパーベリーのアロマオイルの効能・香り
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精油(アロマオイル)一覧 サ行, 樹木系
葉が鋭くとがっていることからネズミが避ける「ネズミさし」の異名がある、ジュニパーベリーですが、洋酒のジントニックで有名な「ジン」の香りつけに使われることで有名です。「ジン」の名前もフランス語名「ジュニパーベリー」が語源となっています。フランスの病院では、このジュニパーベリーとローズマリーを消毒殺菌剤として近年まで使われていました。
このジュニパーベリーですが、アロマの世界ではそのデトックス効果で有名です。代謝を高め老廃物の排出を促し、冷えやむくみにも効果が期待できる精油です。
ジュニパーベリーの効能
身体への効能
利尿効果が高く、膀胱炎などに効果が高いと言われている精油です。また、消化系全体にも効果があり、食欲を正常化させ、肥満の予防にも役に立つと言われています。
体内に老廃物を溜め込みすぎているときに、この精油は非常に高い効果を発揮します。むくみや月経が遅れている時などに、その排出力の高さを実感することでしょう。生理周期を正常に(どちらかと言えば少し早めの周期)整えてくれます。
心への効能
神経を明確にして、前向きな気持ちにしてくれる精油です。チャレンジ精神を高めたり、人を助けたりするボランティア精神を育ててくれる精油とも言われています。
スキンケア
脂性肌に効果があると言われています。殺菌効果が高いため、ニキビや毛穴のつまり、乾癬などにも効果があると言われています。
注意すること
長期にわたって使うと、腎臓に負担をかけることがあるため、注意が必要です。また、腎機能の弱い方は濃度を避けて使用するようにしましょう。生理を促す作用が強い精油ですので、妊娠中は使用を控えましょう。敏感肌の人も刺激を感じることもあるため注意が必要です。
相性の良い精油
安息香、オレンジ、グレープフルーツ、サイプレス、サンダルウッド、ゼラニウム、フランキンセンス、ベルガモット、メリッサ、レモングラス、ローズマリー
ジュニパーベリー基本情報
学名 | Juniperus communis |
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科名 | ヒノキ科 |
抽出部位 | 果実 / 抽出方法:水蒸気蒸留法 |
香り | さっぱりとした若木の香り |