イランイランのアロマオイルの効能・香り
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精油(アロマオイル)一覧 ア行, オリエンタル系
名前の由来は、マレー語で「花の中の花」。甘いフローラルのセクシーな香りはムーディな気持ちを盛り上げる効果があると言われています。インドネシアでは初夜のベッドにはこの花の花びらをまく風習があると言われています。
このイランイランの木は香料の木としても有名です。
南洋だけでなく、ヨーロッパでも昔は整髪料の成分として広く利用されていました。1900年まで、フィリピンはこのイランイランの精油の世界貿易の世界でずっとトップの地位に君臨していました。
このイランイランの精油は現在は、香水の原料にも広く使われています。
イランイランの効能
身体への効能
ストレスの緩和や不安な気持ちを持ち上げてくれる効果があります。そのため、血圧を下げ過呼吸などの呼吸の乱れを整えて深い呼吸に導いてくれる働きがあると言われています。
(※長期にわたって使いすぎたり、高濃度で使ったりすると逆に過呼吸や血圧を上げるような作用が出てくるため、注意が必要です。)
特に胃腸の感染症や虫刺されなどにも効果が期待できます。
心への効能
不安や落ち込みの緩和、緊張をほぐし、リラクゼーションをうながしてくれる効果が期待できます。
催淫効果(性欲を高める働き)があるため、インポテンツや不感症などにも効果があると言われています。
スキンケア
皮脂分泌のバランスを調整してくれる働きがあると言われているため、乾燥肌にも脂性肌にも有効です。
頭皮の育毛や強壮などにも効果的です。
注意すること
刺激が強いため、高濃度での使用は頭痛が吐き気を起こすことがあります。また、皮膚に使った場合には皮膚炎を起こす場合があるため、使用濃度には注意が必要です。
相性の良い精油
オレンジ、グレープフルーツ、サンダルウッド、ジャスミン、ネロリ、パチュリ、ベルガモット、メリッサ、ラベンダー、レモンなど
イランイラン基本情報
学名 | Cananga odorata |
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科名 | バンレイシ科 |
抽出部位 | 花 / 抽出方法:水蒸気蒸留法 |
香り | エキゾチックなオリエンタル系の香り |